Archive

2017/12/26

有田・井ノ上 教授が「遺伝学講座・みしま」で講演

遺伝学講座・みしま

最新の研究についてわかりやすくお話しします。 最先端の遺伝学にふれ、人類の遺伝や身体の仕組みの謎について一緒に学んでみませんか?


 

開催日時:

2018年2月4日(日)午後1時30分~午後4時(予定) ※開場は午後1時

開催場所:

三島市民文化会館小ホール(一番町20番5号)

講師・演題:

生命ネットワーク研究室 有田正規 教授
「食べものは体の中でどうなるか ―遺伝子と代謝―」

人類遺伝研究部門 井ノ上逸朗 教授
「遺伝でわかること わからないこと」

定員・申込み:

三島市政策企画課まで電話か電子メールで氏名・連絡先・参加人数 をお伝えください。
申込み締切は2018年1月31日(水)です。

TEL:055-983-2616
E-mail: seisaku@city.mishima.shizuoka.jp

三島市HP

2017/12/26

石川麻乃助教が「三島市 第3回 図書館講座」で講演

子育てする魚、トゲウオとその進化の話

 トゲウオ科の魚は、オスが巣作りや求愛ダンス、子育てをすることで知られ、古くから動物行動学や進化生物学の研究対象とされてきました。
 本講座では、このトゲウオのユニークな生態や行動と共に、この魚を使った生き物の適応進化の研究について紹介します。 ぜひご参加ください。

講 師:

生態遺伝学研究部門 石川 麻乃 助教

日 時:

2018年2月24日(土) 午後2時から午後3時30分

会 場:

三島市民生涯学習センター 3階 講義室

定 員:

150人 入場無料・申込み不要ですが、先着順です。 直接会場におこしください。

三島市立図書館
2017/12/26

細胞核内のDNA密度と、分裂期染色体の凝縮度との間の種を越えた相関関係

細胞建築研究室・木村研究室

Scaling relationship between intra-nuclear DNA density and chromosomal condensation in metazoan and plant.

Hara Y, Adachi K, Kagohashi S, Yamagata K, Tanabe H, Kikuchi A, Okumura S-I, Kimura A.

Chromosome Science, 19, 43-49 (2016). DOI:10.11352/scr.19.43

真核生物の染色体の基本的な構造は種を超えて保存されているため、多くの遺伝情報(塩基対の長さ)を持つ生物種は、その量に比例して、細胞内の染色体の物理的な長さも長いと思われるかもしれません。しかし、実際はそう単純ではありません。国立遺伝学研究所の木村暁教授は、山口大学、北里大学、千葉大学、近畿大学、総合研究大学院大学(総研大)の研究者と共同で、総研大学融合プロジェクト、および情報・システム研究機構未来投資プロジェクトを遂行するチームを組織し、様々な生物種を用いて、DNAの量、染色体の物理的な長さ、細胞核の大きさなどを比較しました。その結果、間期核内の密度と、分裂期染色体の凝縮度の間に、種を超えた相関関係があることを見出しました。DNAの量が増えても、染色体の長さは比例して長くなるわけではなく、DNA密度が高くなれば、その分、分裂期染色体はより凝縮度を増すために、分裂期染色体の長さはそれほどは長くならないのです。研究チームの定量的解析は、種間による分裂期の染色体の長さの違いは、核の表面積と比例的な関係にあることを示唆しました。この関係は、細胞が分裂する際に、分裂板と呼ばれる領域の中に染色体を収納するのに重要ではないかと推察されます。本研究は、進化の過程で染色体の大きさや凝縮度に対して種を越えた制約がかかっていることを示唆し、今後の研究の足がかりになると期待されます。

Figure1

図:染色体の凝縮度と細胞核内のDNA密度との種を超えた相関関係(本論文の図1)。染色体の凝縮度を細胞核内のDNA密度に対してプロットした両対数グラフ。本研究で測定した生物種は色のついた四角で示されている。

2017/12/26

初期胚発生過程における染色体の動きの変化を検出

細胞建築研究室・木村研究室

Reduction in chromosome mobility accompanies nuclear organization during early embryogenesis in Caenorhabditis elegans.

Arai R, Sugawara T, Sato Y, Minakuchi Y, Toyoda A, Nabeshima K, Kimura H, Kimura A.

Scientific Reports, 7, 3631 (2017). DOI:10.1038/s41598-017-03483-5

遺伝情報を担う染色体DNAは長い繊維ですが、球形の細胞核の中にただやみくもに詰められているわけではありません。染色体ごと、あるいは機能領域ごとに整理されて細胞核内に整頓されていると考えられていますが、そのような整頓された構造が生物の個体発生の過程でどのようにできあがるのかについては不明な点が残されています。国立遺伝学研究所・細胞建築研究室の荒井律子元研究員らは、同・比較ゲノム解析研究室や東京工業大学の研究グループと共同で、線虫の初期胚発生の過程における染色体の動きを可視化・定量化し、受精卵が3回分裂した8細胞期のあたりで、急激に動きが小さくなることを見つけました。染色体の核内での存在様式は、遺伝子の発現など様々な染色体機能に関わると予想されます。実際に研究チームは、染色体の動きが小さくなる時期が、遺伝子の活性の指標となる染色体の化学修飾の変化や核小体の構造が明確になる時期と同時期であることも見出しました。したがって、今回見出した染色体の動きは、染色体の”整頓”の指標になり得ると考えます。

Figure1

図:[左写真] 染色体上の特定の遺伝子座(白点)の動きを、各発生時期で追跡した例(線)。黄色い点は核の中心を表す(48細胞期については表示していない)。[右グラフ] MSCD (二点間の距離の変化の二乗平均)を指標とした動きの評価。MSCDを測定間隔(τ)に対してプロット。図の中の幾つかのパネルは論文(Arai et al., 2017)で発表したものと同一。

2017/12/19

初期発生研究部門 浅川助教が第一回「せりか基金」賞を受賞

宮崎研究員
受賞式にて 浅川助教(右)

初期発生研究部門 浅川和秀助教は、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の克服に資するために設立された「せりか基金」が、革新的で今後発展が期待できる優れた研究に対して贈る「せりか基金」賞を受賞し、研究助成金を授与されました。
 

せりか基金

漫画『宇宙兄弟』で、自らの父をALSで亡くしたヒロイン・せりかが、宇宙飛行士となり無重力空間でALS治療薬の開発のための実験に成功したように、現実でもALSを治療可能な病気にしたい、という想いから立ち上がった基金。


初期発生研究部門
2017/12/19

遺伝子スイッチの「移設」が手に水かきを作る

Press Release

Enhancer adoption caused by genomic insertion elicits interdigital Shh expression and syndactyly in mouse

Kousuke Mouri, Tomoko Sagai, Akiteru Maeno, Takanori Amano, Atsushi Toyoda, Toshihiko Shiroishi

PNAS Published online before print December 18, 2017 DOI:10.1073/pnas.1713339115

プレスリリース資料

生物の体が作られるときには、どの組織でどの遺伝子の働きがオンになるかが重要です。遺伝子をオンにする「スイッチ」として働くエンハンサーと遺伝子の組み合わせが生物の多様な「かたち」を生み出すと考えられています。

情報・システム研究機構国立遺伝学研究所の毛利亘輔博士研究員、城石俊彦教授、豊田敦特任教授らのグループは、ある遺伝子が使っていたエンハンサーが別遺伝子の近くにコピー&ペーストされること、いわばスイッチが「移設」されることによって形態の変化が生じることを明らかにしました。

本成果では、指の間に皮膜が張って水かき状の構造になる変異マウス、Hammer toe (Hm)において、Sonic hedgehog (Shh) 遺伝子の近くに別染色体からのエンハンサーが挿入されていることを明らかにしました。その結果、様々な組織の形態形成に働くSonic hedgehog (Shh) 遺伝子が、本来オフになっている指間部でオンになって、指間部の皮膚の構造が変化していたのです。つまり、エンハンサーの移設によってHm変異体は水かきを獲得したのです。

本成果が、生物の形態の多様性を作り出す仕組みを理解する大きなヒントになることが期待されます。

本研究は情報・システム研究機構国立遺伝学研究所哺乳動物遺伝研究室の毛利亘輔、嵯峨井知子、前野哲輝、天野孝紀、城石俊彦、それに同研究所比較ゲノム解析研究室の豊田敦らの研究グループによって遂行されました。

本研究の一部は、文部科学省の科学研究費補助金(科研費番号JP15J06985, JP17K15162, JP17K19411)の支援を受けておこなわれました。

本研究成果にはマイクロCTスキャンの技術が貢献しています。

Figure1

図1:(A)Hm変異体では、複数のエンハンサーを含む配列がShh遺伝子の近くに挿入されていた。(B)野生型およびHmの手のマイクロCTスキャン像。Hmでは指間部にShh遺伝子が発現した結果、膜が残り、指が分離しない。

Figure1

図2:この研究は、ゲノムの変化が組織の形態を変化させるまでのプロセスを明らかにした。

※本研究成果にはマイクロCTスキャンの技術が貢献しています

※本成果がPNAS内の記事で紹介されました 

※EurekAlert!で本成果を紹介した記事を配信しています 

2017/12/18

日本近海で初の珍渦虫の新種を発見 ―動物の起源や進化過程を探る糸口に―

Press Release

A new species of Xenoturbella from the western Pacific Ocean and the evolution of Xenoturbella

BMC Evolutionary Biology, inclusive and trusted 2017 17:245 DOI:https://doi.org/10.1186/s12862-017-1080-2

プレスリリース資料

筑波大学 中野裕昭准教授、宮澤秀幸研究員、国立遺伝学研究所 前野哲輝技術課職員、城石俊彦教授、北海道大学 角井敬知講師、東京大学 大森紹仁特任助教(現在は、新潟大学助教)、幸塚久典技術専門職員らの研究グループは、日本近海で初めて、珍渦虫を採 取することに成功し、それが新種であることを明らかにしました。

珍渦虫は、脳などの集中神経系、肛門等を欠いた非常に単純な体を持つ海生動物です。その単純な構造は、多くの動物の共通祖先の特徴を残している可能性があると考えられています。そのため、珍渦虫の研究をすることが、ヒトも含めて、現在生きている動物の起源や進化過程の解明につながると期待されています。しかし、珍渦虫はこれまでに全世界で5種しか報告されておらず、また、そのほとんどの種は採取が困難であるため、実験動物として扱いづらく、研究が進んでいないのが現状です。卵からどのような幼生を経て成体になるのか、その個体発生の過程も完全にはわかっていません。

本研究では、西太平洋の日本近海で珍渦虫を採取することに成功し、採取された個体はこれまでの5種とは異なる、新種であることを明らかにしました。また、この日本で採取された珍渦虫の体の構造を調べたところ、これまで珍渦虫から報告されていない新しい器官を発見しました。

日本近海の珍渦虫は海外の多くの種と比べると採取しやすい場所、水深に生息しているため、今後は、この種を用いて研究を進めることで、動物の起源や進化過程を探る上で興味深い新知見が得られることが期待されます。

本研究成果は、2017 年12月18日付で、BMC Evolutionary Biology誌にて公開されました。

本研究は、日本学術振興会の科学研究費補助金、国立遺伝学研究所公募型共同研究、スウェーデン・イエテボリ大学の王立科学アカデミー基金、JAMBIOの支援で実施されました。

遺伝研の貢献
マイクロCTスキャンで珍渦虫の構造の観察をおこない、消化器官、神経系、筋肉などの基本的な構造に加えて、前端孔という未知の構造があることを明らかにしました。

Figure1

図1:三浦半島沖で採取された珍渦虫Xenoturbella japonica。体長は5 cm程度である。写真の左側が前方であり、右側が後方。中央をベルト状に横断する線があるのが珍渦虫の特徴。(撮影:大森紹仁)

Figure1

図2:珍渦虫と他の動物との類縁関係。珍渦虫は、クラゲなどに近い原始的な動物であるという説(A)と、現在生きている全動物の中で、ヒトを含む脊索動物に比較的近縁であるという説(B)があり、どちらが正しいか、まだ解明されていない。

  • 珍渦虫の3D画像の動画をこちらでご覧いただけます
  • 本成果の基盤のひとつとなったCTスキャンの記事をこちらでお読みいただけます
2017/12/01

脳全体にセロトニン神経軸索を分散させるしくみ

形質遺伝研究部門・岩里研究室

Protocadherin-αC2 is required for diffuse projections of serotonergic axons

Shota Katori, Yukiko Noguchi-Katori, Atsushi Okayama, Yoshimi Kawamura, Wenshu Luo, Kenji Sakimura, Takahiro Hirabayashi, Takuji Iwasato & Takeshi Yagi

Scientific Reports, 7, Article number: 15908 (2017) DOI:10.1038/s41598-017-16120-y

底面が水平な浴槽にコップ一杯の水を入れて水を隅々まで行き渡らせることはできません。なぜなら水分子が互いに引き寄せあって水たまりをつくってしまうからです。水を隅々まで行き渡らせるためには、上から均等に圧力をかけるなど何らかの工夫が必要です。

摂食、睡眠、性行動、攻撃性、情動、記憶学習など様々な脳機能に関与するセロトニンという神経修飾物質は脳全体に必要ですが、セロトニン神経の細胞体(DNAを含む核やタンパク質合成が行われる小器官を含む部分)は脳の深部である脳幹の正中部分にしかありません。いかにしてセロトニンを脳全体に届けているのでしょうか。脳幹正中部にあるセロトニン神経は軸索という神経突起を脳全体に伸ばし、ある程度均一に分布させることで、脳全体にセロトニンを供給していると考えられます。しかし、セロトニン神経の軸索を脳全体に分布させるメカニズムについてはよくわかっていませんでした。

香取らは以前に大阪大学八木健研究室にてプロトカドヘリンαファミリー(14種類からなる細胞膜貫通タンパク質群)を欠損したマウスではセロトニン神経の軸索の分布異常(局所的な過密化と過疎化)が見られることを報告していました(Katori et al., J Neurosci 2009)。今回の研究では解析をさらに進めて、プロトカドヘリンαファミリーの一つのタイプであるαC2をセロトニン神経で欠損させたマウスを作製したところ、セロトニン神経の軸索分布が異常となりました。一方、プロトカドヘリンαの他のタイプを欠損させたマウスのセロトニン神経軸索の分布は正常でした。セロトニン神経軸索の詳細な形態解析から、αC2がセロトニン神経軸索の過密化を抑制し、分散させるために必要であることを明らかにしました(図)。αC2を持つセロトニン神経軸索同士が接触すると、そこでの軸索伸長を抑制し、軸索密度の低い場所に軸索を伸長させることで脳全体に軸索を分散させていると考えられます。プロトカドヘリンα遺伝子はヒトの神経疾患との関連が示唆されていることから、本研究の成果はセロトニン神経が関与する神経疾患の解明につながることが期待できます。

本研究は香取将太研究員(現福井大学特命助教)が中心となって行ったものであり、大阪大学大学院生命機能研究科、国立遺伝学研究所、新潟大学脳研究所の共同研究として行われました。

Figure1

図:マウスの嗅球(嗅覚に関与する脳領域)でのセロトニン神経軸索の分布。セロトニン神経の軸索(ピンク)は野生型(左)では層全体にほぼ均一に分布するが、プロトカドヘリンαC2欠損型(右)では一部の層(顆粒細胞層)で過密化し、他の層では過疎化する。過密化した層ではセロトニン神経軸索同士が近接している様子が観察できる(拡大図)。

2017/12/01

百年を超えて信じられてきた神経回路形成の基本原理に見直しを迫る

脳機能研究部門・平田研究室

Netrin-1 Derived from the Ventricular Zone, but not the Floor Plate, Directs Hindbrain Commissural Axons to the Ventral Midline

Kenta Yamauchi, Maya Yamazaki, Manabu Abe, Kenji Sakimura, Heiko Lickert, Takahiko Kawasaki, Fujio Murakami, and Tatsumi Hirata

Scientific Reports, DOI:10.1038/s41598-017-12269-8

本研究では、腹側正中線並びに脳室帯特異的に軸索誘導分子ネトリン1(Ntn1)を欠損したマウスを作成し(Ntn1FP-Ko, Ntn1VZ-Koマウス)、脳室帯に由来するNtn1こそが、交連軸索の腹側伸長に必要不可欠であることを示しました。この結果は百年を超えて信じられてきた神経回路形成の基本原理に見直しを迫るものです。

今から一世紀以上も前に、スペインの神経解剖学者Cajalは、神経管背側から腹側正中線へと伸長していく交連軸索の観察から、「軸索は標的由来の拡散性化学物質を検出することにより標的へと到達する」という化学走性説を提唱しました。Ntn1は交連軸索標的の腹側正中線に発現し、交連軸索に対して誘引活性を示すことから、Cajalの提唱した化学走性説の責任分子として考えられてきました。しかしながらNtn1は、交連軸索伸長経路の近傍の脳室帯にも発現するため、交連軸索の腹側伸長は、腹側正中線ではなく脳室帯に由来するNtn1により、制御されている可能性が残されていました。この問題に取り組むため、私達は脳室帯特異的、腹側正中線特異的にNtn1を欠損するマウスを作成しました。化学走性説が真であるならば、標的由来のNtn1、即ち腹側正中線に発現するNtn1を除去した場合、交連軸索の腹側伸長が阻害されるはずです。しかしながら、腹側正中線特異的にNtn1を欠損させたマウスでは、交連軸索の腹側伸長にほとんど影響は見られず、一方で脳室帯特異的にNtn1を欠損させたマウスでは、交連軸索の多くは、腹側正中線へと伸長できませんでした(図参照)。これらの結果は、交連軸索の腹側伸長は、Cajalの唱えた化学走性説では説明できず、脳室帯由来のNtn1が局所的な作用により制御されていることを示唆しています。

Figure1

腹側正中線、脳室帯からNtn1の発現を除去した際の後脳交連軸索の走行。腹側正中線からNtn1の発現を除いた場合、交連軸索は腹側正中線(VM)へと伸長する(左図矢頭)。一方で、脳室帯からNtn1の発現を除去した場合、交連軸索は腹側正中線へと到達できない(右図)。交連軸索は脂溶性色素DiIにより標識した。

2017/12/01

新分野創造センターにあたらしい研究室ができました

2017年12月1日付けで新分野創造センターに久保郁准教授が着任しました.

久保 郁:新分野創造センター,システム神経科学研究室

久保 郁 准教授

新分野創造センター(Center for Frontier Research)は,「あたらしい人材」と「あたらしい分野」を同時に育成するためのインキュベーションセンターです. 若手の優れた研究者が研究室主催者(テニュアトラック准教授)として研究室を運営し, 遺伝研の卓越した研究環境や様々なサポートを活用して遺伝学とその周辺領域に新しい分野を開拓する研究を行っています.


  • X
  • facebook
  • youtube