NIG-JOINTとは、遺伝研が募集する公募型共同研究・研究会です
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所(以下、遺伝研)は、遺伝学の基礎とその応用に関する総合的研究を行い、学術研究の発展に資することを目的として設置された大学共同利用機関です。全国の研究者に共同利用の機会を提供するため、研究所の研究教育職員と研究所以外の研究者による
「共同研究」及び
「研究会」を
NIG-JOINTと称し実施しています。(「共同研究」の成果を
論文に発表する場合は、
謝辞の記載をお願いしています。)
1. 「共同研究」
「共同研究」とは、所外の研究者からの申込みに基づき、遺伝研内外の研究者数名により、特定の研究課題について共同で行う研究です。次の3種類に分けて毎年度募集を行っています。
「共同研究A」:
国内及び国外の研究機関等に所属する研究者が対象。共同研究を実施するための旅費を支給(1件あたりの申請額は15万円を上限とする)。
「共同研究B」:
国内及び国外の研究機関等に所属する研究者が対象。共同研究を実施するための旅費及び研究費(原則として所内で使用する消耗品費)を支給(1件あたりの申請額は、旅費と研究費の合計で70万円を上限とする)。所外共同研究者全体の延べ来所日数の合計が年間7日以上となるように計画・実施するものとする。
「国際共同研究」:
国外の研究機関等に所属する研究者が対象。共同研究を実施するための旅費を支給(1件あたりの申請額は共同研究(A)の上限(15万円)を超える申請額で35万円を上限とする)。
※共同研究では遺伝研の共通機器を利用することができます。利用可能な共通機器は以下を参照してください。
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/research-infrastructure-collaboration/common-equipment
2. 「研究会」
「研究会」とは、所内外の研究者からの申請に基づき、遺伝研内外の比較的少人数で実施する研究集会です。研究会は遺伝研での開催を条件としますが、必要に応じてオンライン開催も可とします。研究会に参加するための旅費、及びオンライン開催の場合のオンライン会議ツールの契約料を支給(1件あたりの申請額は35万円を上限とする)。
2022年度 NIG-JOINT公募案内
※募集を開始しました 締切日:2021年12月1日(水) 正午
※ 2022年度募集要項 
電子申請システム「共同利用・共同研究高度化支援システムJROIS(Joint-Research On-line Integrated System)による電子申請となります。
初めて申請される方はJROISの研究者IDが必要になりますので、予め利用者情報登録を行ってください。
既に遺伝研や当機構研究所のJROISに登録済みの方はお持ちのID,パスワードでログインしてください。
※申請者だけでなく共同研究者・研究会参加者もJROISへの新規利用者情報登録が必須です。
▼ 電子申請のながれ (申請~採択~実施報告書提出までのながれ)
JROIS操作マニュアル/かんたん操作ガイド/申請情報登録の手引き
JROIS操作マニュアル(JROISトップページからもダウンロードできます。)
▼ かんたん操作ガイドのイメージ

研究代表者の所属機関変更時に必要な書類
採択後、研究代表者の所属機関の変更があった場合は、新しい所属長からの承諾書を提出して下さい。
- ●承諾書(共同研究)(Word)
- ●承諾書(研究会)(Word)
共同研究・研究会終了後の報告について
〜三つの約束〜
1.「共同研究」「研究会」は、翌年度4月30日までに実施報告書を遺伝研に提出していただきます。
2021,22年度共同研究・研究会
- ●JROISの「実施報告登録」画面より提出してください。
2.「謝辞」の記載をお願いしています。
「共同研究」の成果を論文に発表する場合には、「Acknowledgment(謝辞)」「Funding Agency」などに共同研究に基づくものであることを次のように付記していただきます。
記載例:(採択者:Taro Iden, 課題番号:1A2021 の場合)
This work was supported by NIG-JOINT (1A2021) to T. Iden.
3.「共同研究」の成果を発表した論文は、別刷り(またはPDF)1部を遺伝研に提出していただきます。
NIG-JOINTの成果
2020
資料
年度別採択課題一覧
年度別募集要項一覧