新型コロナウイルス感染症に関する遺伝研の対応について【2020年12月1日版】

HANAOKA, Fumio

新型コロナウイルス感染の第3波が急速に全国規模で拡がり、当研究所の通勤圏でもある東京都、神奈川県など特に人口の多い地域を始め深刻な状況となっています。静岡県でもクラスターの散発と、感染経路不明者数の増加で、11月20日に県の警戒レベルが再度4(県内警戒・県外警戒)に引き上げられました。

新型コロナウイルス感染状況は予測が付かず、わずかな期間で劇的に変化しますが、世界的にも研究が進展したことで、このウィルスの特性に関して多くのことがわかってきました。これら最新の科学的知見、国や県の要請や感染状況等を踏まえて、研究所の対策も随時判断を行っていきます。所員一人一人が感染予防に留意して、感染リスクを最小限に抑える行動を実施します。


【1】勤務等

感染拡大防止に最大限配慮した上での勤務とします。また、研究所内でのクラスター発生を抑制するためにも在宅勤務を強く推奨します。打合せ等は可能な限りオンラインで実施し、公共交通機関を利用する通勤者は時差出勤を励行します。公共交通機関を30分以上利用する通勤者やクラスターの発生などで顕著な感染拡大が見られる市区町村からの通勤者は原則在宅勤務とします。公共交通機関の利用が必要な場合は、換気を含めた感染予防措置が適切に講じられているかを確認し、講じられていない場合は利用を見送るなど感染リスクを抑える行動を励行します。

【2】教育

学生・教職員の健康と他者への感染拡大防止、ならびに学生個々の事情に最大限配慮した上での教育活動を行います。授業はオンライン授業を基本としますが、必要に応じて対面授業を可とします。その際は、「【3】会議」に準じて実施します。また、研究指導・研究打合せは、可能な限りオンラインで実施します。所内福利施設の使用を許可しますが、使用に際しては徹底した感染防止対策を行います。

【3】会議

オンライン会議を基本とします。やむを得ず対面会議を開催する場合は、密閉、密集、密接の3悪条件を避けるためにより大きな部屋を使用し、窓及び戸の開放等による換気を徹底します。

【4】出張、外勤

出張及び外勤は原則禁止します。やむを得ず出張及び外勤を行う場合は、出張先での会食を避けると共に、帰宅後、在宅勤務を行う等、人との接触を回避します。やむを得ない海外への出張は、日本からの入国制限措置及び入国後の行動制限措置が取られていない国でかつ、外務省の感染症危険レベル1の国のみとします。

【5】来所者の扱い

来所者の訪問は原則禁止します。やむを得ず来所が必要な場合は、来所者へ来所前から来所中における健康観察をお願いしております。さらに、入館時のマスク着用及び手指消毒のご協力もお願いしております。また、来所を伴う共同研究、研究会は原則延期していますが、やむを得ず実施する場合は、来所者へ上記の感染拡大防止の措置を依頼しております。

【感染予防のポイント】

このウイルスは無症状感染者が多いという特徴を持っています。感染を拡大させないためにも、「人にうつさない」、「人からうつされない」、「自分が感染しているかもしれない」という意識を強く持ち、マスクの着用などの一般感染症対策の徹底と日々の健康観察を欠かさず行なうことが大切です。

また、ウイルスは手を介して、目、鼻、口に入ります(接触感染)。人が触るものには、ウイルスがついているという認識でこまめな手洗いを励行します。咳や会話で飛び散る唾液などの飛沫も主な感染経路です(飛沫感染)。

放出された飛沫は、湿度が下がると水分がうばわれて軽くなり、エアロゾル粒子として長時間、空気中を漂うことになります。加えて、冬場は気温が低く、どうしても換気が悪くなりがちです。したがって、換気の悪い密閉空間は、クラスター(集団)感染の発生リスクが高まると考えてください。感染リスクを下げるためには、室内のこまめな換気を徹底することが重要です。


2020年12月1日


情報・システム研究機構
国立遺伝学研究所長
花岡 文雄




関連情報ホームページ

▶︎【厚生労働省】新型コロナウイルス感染症について

▶︎【文部科学省】新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について

▶︎【外務省】海外安全ホームページ


遺伝研の対応に関する過去のアナウンス

▶︎【2020年7月31日版】

▶︎【2020年7月2日版】

▶︎【2020年5月27日版】

▶︎【2020年5月15日版】

▶︎【2020年4月21日版】