2021/08/13

AID2を利用してヒト細胞デグロン変異株を作成する方法

鐘巻研究室・分子細胞工学研究室

Targeted Protein Depletion Using the Auxin-Inducible Degron 2 (AID2) System

Yuichiro Saito, Masato T. Kanemaki

Current Protocols 1, e219 (2021) DOI:10.1002/cpz1.219

私たちの研究室では、去年改良オーキシンデグロン法AID2を論文公表しました(Research Highlights記事)。世界中の研究者がAID2を利用して、ヒトデグロン変異細胞株を作ることができるように、詳細なプロトコル論文を公表しました。本プロトコルでは、内在性の標的遺伝子をCRIPSR-Cas9により改変してデグロンタグを付加することにより、融合タンパク質を発現させて変異株を作成します。

Figure1
図:(A) AID2法の作用原理 (B) タンパク質N末端にデグロンタグを導入する方法 (C)タンパク質C末端にデグロンタグを導入する方法

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