木村研究室・細胞建築研究室

細胞建築学:細胞の定量観察と構造計算をとおして「建築家のいない建築」を理解する

教員




Research Summary

細胞は自然が造りあげたみごとな建築物です。細胞はその内部で、“適切なサイズ”で形成された細胞内小器官が“適材適所に”配置していますが、この調和は中枢からの指令に基づくものではなく、多くの分子が自己組織的に作り上げています。細胞建築研究室では、「『建築家のいない建築』がどのように構築されているか?」をテーマに、細胞の顕微鏡観察と定量化、力学計算などの手法を駆使し、細胞核などの細胞内小器官が適切なサイズに制御され、適切な場所に配置するしくみを研究しています。

線虫の細胞分裂(左)、および胚発生における細胞配置(右)。上段は実際の胚の顕微鏡像で、下段は定量的シミュレーション。(右下の細胞配置の計算結果は慶應義塾大学・舟橋啓博士開発のソフトウェアを用いて表示したもの。)

Selected Publications

Torisawa T, Kimura A. The generation of dynein networks by multi-layered regulation and their implication in cell division. Front Cell Dev Biol. 2020 Jan 31; 8:22.

Kondo T, Kimura A. Choice between 1- and 2-furrow cytokinesis in Caenorhabditis elegans embryos with tripolar spindles. Mol Biol Cell. 2019 Jul 22;30(16):2065-2075.

Kimura K, Mamane A, Sasaki T, Sato K, Takagi J, Niwayama R, Hufnagel L, Shimamoto Y, Joanny JF, Uchida S, Kimura A. Endoplasmic-reticulum-mediated microtubule alignment governs cytoplasmic streaming. Nat Cell Biol. 2017 Apr;19(4):399-406.


  • Twitter
  • facebook
  • youtube