初期発生研究部門・川上研究室

ゼブラフィッシュを用いた高次生命現象の遺伝学的解析

教員

 

Research Summary

私たちはゼブラフィッシュを用いて、世界で初めて高効率なトランスポゾン転移システムを開発し、それを用いて、遺伝子導入動物作製法、遺伝子/エンハンサートラップ法、Gal4-UAS法を開発してきました。これらの方法を駆使して世界最大規模のトランスジェニックフィッシュリソースを構築し、特定の細胞や器官の可視化や機能操作を実現させました。これらの研究リソースを用いて世界中の研究者と共同研究を展開するほか、行動・学習・記憶に重要な神経回路の可視化、機能阻害、神経活動のイメージングなどを通じて脳機能の解明を目指しています。

遺伝子トラップ・エンハンサートラップ法による細胞・組織・器官特異的GFP 発現。(左上)骨格,(右上)表皮上の細胞,(左下)血管,(右下)感覚神経。

Publications

Wada, H., Iwasaki, M., and Kawakami, K. (2014). Development of the lateral line canal system through a bone remodeling process in zebrafish. Dev Biol 392, 1-14.

Muto, A., Ohkura, M., Abe, G., Nakai, J., and Kawakami, K. (2013). Real-Time Visualization of Neuronal Activity during Perception. Current Biology 23 , 307–311.

Asakawa, K., Abe, G., and Kawakami, K. (2013). Cellular dissection of the spinal cord motor column by BAC transgenesis and gene trapping in zebrafish. Front Neural Circuits 7 , 100.