遺伝学プログレスIVA

更新日=2023年 4月 3日

科目名称:

遺伝学プログレスIVA

単位:

2 単位

科目の概要:

英文レポート作成、非公開プログレス委員会

論文形式のD4プログレスレポートを英文で作成し、activity reportと共に提出する。プログレス委員4名との非公開の委員会を開催し、自分の研究の進捗状況、今後の研究計画について委員に説明する。プログレス委員と密な質疑応答をおこない、研究に対する助言や、レポートの書き方についての指導を受ける。委員会終了後は、委員から評価や助言を記した詳しい報告書が届くので、その後の研究生活の参考にする。

授業内容:

1.提出書類
a) 実施中の研究について、目的、進捗状況、今後の方針等を論文形式にまとめた1000-3000語程度の英文レポートを作成する。英語論文を書く練習なので、複数の同僚や先輩に読んでもらい、そのコメントに従って何度か書き直しを行ってから提出すること。自分の主任指導教員に読んでもらってもよいが、直接書き直してもらってはいけない。
レポート作成については以下のURLを参照すること。
https://www.nig.ac.jp/jimu/soken/calender/D4.html
b) Activity Report: 以下のURLにアクセスし、これまでの履修科目ならびに論文投稿、学会への参加等の情報を入力する。
https://forms.gle/EnmZMdEuyT9bzjYt5

2. 非公開プログレス委員会
プログレス委員4名と非公開の委員会。学生はプレゼンテーション資料を用いて、研究進捗状況と将来展望について日本語または英語で説明する。プログレス委員からは、多くの質問や助言が出され、研究の進め方について密な議論が行われる。D4プログレスレポートの書き方についての指導もおこなわれる。非公開の委員会なので、予備的研究結果を示したり、自分が直面している問題や困難を説明して、積極的にプログレス委員に意見を求めるとよい。

学習成果・習得する技能や知識:

1. 分かりやすく良い論文を書くための基礎を学ぶ。他人のコメントを受けて文章を練り直し、論文を作り上げる経験を積む。
2. 研究室外の専門家からの意見を聞くことで、自分の研究を客観的にとらえ、より広い見地から研究の将来展望をもつことができる。
3. 研究の問題点や困難を解決し、研究を円滑に進めることができる。
4. 研究の具体的なゴールを設定できる。

成績評価方法・基準:

D4プログレスレポートの内容、研究遂行状況などを総合的に判断して「A,B,C,D」で成績評価を行う。プログレス委員は、今後の研究の方向性や努力目標などについて、より詳細な報告書を作成して、学生本人と主任指導教員、コース大学院係に通知する。

日程:

1. D4プログレスレポートとactivity reportについては、4月入学者は5月第2火曜日までに,10月入学者は11月第2火曜日までに提出する。
2. 非公開プログレス委員会は、4月入学者は5~6月の間,10月入学者は11月~12月の間に行う。具体的な日時と詳細については、プログレス委員と学生との話し合いで決定する。

関連科目・履修条件:

D4生は全員履修すること。遺伝学プログレスIIIAとIIIBを修了しておくこと。
履修学期開始後1ヶ月以内に、希望するプログレス委員4名(世話人1名を含む)を選んで届け出る。委員は所属研究室の教員以外から選任する。助教をメンバーに加える場合はあらかじめ希望教員の了解を得る事とする。選ばれたプログレス委員は、通常自動的にプログレスVAを担当し、博士学位の審査も行うことになる。学位審査員は教授を2名以上含む必要があることに注意すること。

担当教員:

各学生のプログレス委員世話人


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