コース長からのメッセージ

研究を進める主体は「個」であり、まずは「個」の力を存分に発揮できる環境が教育においても重要です。国立研究機関の1つである遺伝研の優れた研究環境は「個」の研究を進める上での重要なインフラが整備されており、所属する各研究室において高度な専門教育を受けることが可能です。さらに「個」の力を飛躍させるには、横方向のネットワークが重要です。遺伝学コースは学生数と比べて教員数が多いという特性を生かし、「個」を「多」をもって教育しています。
例えば、大学院生自身が指導教員以外の教授・准教授(助教)から数名のプログレス委員を選び定期的に研究に関するアドバイスを受けられる「プログレス制度」は、大学院生が所属研究室の枠を超えて、多様な考え方、幅広い最先端の知識・技術を学ぶために役立っています。さらに遺伝研(遺伝学コース)は、国立大学法人総合研究大学院大学(総研大)の一員であり、文系から理系にまたがる20の世界レベルの国立研究機関(20コース)とカリキュラムやリトリート等を通してネットワークを容易に拡げることが可能です。このようなネットワーク形成は将来大きな力となります。遺伝学も含め学問は過去の歴史の上に新たな知識を築くものです。遺伝研は30年以上にわたって多くの次世代研究者を育ててきましたが、これは遺伝学を担う人材の輩出も将来の発展に重要なミッションと遺伝研が考えてきたことを示しています。

遺伝学コース コース長 齋藤都暁

研究を進める主体は「個」であり、まずは「個」の力を存分に発揮できる環境が教育においても重要です。国立研究機関の1つである遺伝研の優れた研究環境は「個」の研究を進める上での重要なインフラが整備されており、所属する各研究室において高度な専門教育を受けることが可能です。さらに「個」の力を飛躍させるには、横方向のネットワークが重要です。遺伝学コースは学生数と比べて教員数が多いという特性を生かし、「個」を「多」をもって教育しています。
例えば、大学院生自身が指導教員以外の教授・准教授(助教)から数名のプログレス委員を選び定期的に研究に関するアドバイスを受けられる「プログレス制度」は、大学院生が所属研究室の枠を超えて、多様な考え方、幅広い最先端の知識・技術を学ぶために役立っています。さらに遺伝研(遺伝学コース)は、国立大学法人総合研究大学院大学(総研大)の一員であり、文系から理系にまたがる20の世界レベルの国立研究機関(20コース)とカリキュラムやリトリート等を通してネットワークを容易に拡げることが可能です。このようなネットワーク形成は将来大きな力となります。遺伝学も含め学問は過去の歴史の上に新たな知識を築くものです。遺伝研は30年以上にわたって多くの次世代研究者を育ててきましたが、これは遺伝学を担う人材の輩出も将来の発展に重要なミッションと遺伝研が考えてきたことを示しています。

遺伝学コース コース長 齋藤都暁


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