遺伝学プログレスVA

更新日=2023年 4月 3日

科目名称:

遺伝学プログレスVA

単位:

2 単位

科目の概要:

内部交流セミナー発表、非公開プログレス委員会

国立遺伝学研究所で毎週金曜日午後におこなわれる内部交流セミナーの枠を利用して、公開の研究口演発表をおこない、聴衆との間で質疑応答をする。その後、プログレス委員4名との非公開の委員会を開催し、自分の研究の進捗状況、今後の研究計画について委員に説明する。学位論文内容について具体的に協議し、学位水準に値する研究内容について委員と学生との間で共通認識を確立する。

授業内容:

1. 内部交流セミナー用の発表抄録
遺伝研セミナー委員から提出依頼があるので、指示に従い提出すること。
2. 内部交流セミナー発表
遺伝研の内部交流セミナーの演者として研究発表を行う。遺伝研の幅広い聴衆に対して、英語または日本語で、自分自身の研究内容と将来展望を30分程度で説明する。その後、聴衆から質問や助言を受け、それらに適切に応答する。
3. 非公開プログレス委員会
内部交流セミナー発表に引き続き、プログレス委員4名と非公開の委員会を行う。プログレス委員からは、セミナー発表内容や、研究進捗状況について質問や助言が出される。博士学位に値する研究にするためにはどうするべきかについて具体的に議論して、委員と学生の間で共通認識を得ること。

内部交流セミナー発表ならびに非公開プログレス委員会は、原則として4月入学者は6〜7月の間、10月入学者は12〜1月の間に行う。具体的な日時と詳細については、プログレス委員と学生との話し合いで決定する。

学習成果・習得する技能や知識:

研究の達成度を判定し、以下の点について具体的に議論して、プログレス委員から適切な助言を受ける。
1. 学位論文として完成する方向に研究が進んでいるかどうか。
2. 今後何を行えば学位水準に値する研究を完成できるか。
参考までに遺伝学コースの博士学位取得水準は以下のとおりである。
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/phd-program/courses-top/degree-criteria
学生は研究の到達点を明確にすることで、学位修得に向けて効率的に研究を推進することができる。

成績評価方法・基準:

研究遂行状況やセミナー発表、質疑応答などの結果を総合的に判断して「A,B,C,D」で成績評価する。助言が特に必要と思われる場合は、委員会が報告書を作成して、学生本人と主任指導教員、コース大学院係に通知する。

日程:

内部交流セミナー発表ならびに非公開プログレス委員会は、4月入学者は6〜7月の間、10月入学者は12〜1月の間に行う。具体的な日時と詳細については、プログレス委員と学生との話し合いで決定する。

関連科目・履修条件:

D5生は全員履修すること。遺伝学プログレスIVAとIVBを修了しておくこと。
原則として、遺伝学プログレスIVの委員と同一のメンバー構成とする。ただし欠員その他の事情から委員の変更を希望する場合は、履修学期開始後1ヶ月以内に大学院係まで届け出ること。

担当教員:

各学生のプログレス委員世話人


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