国立遺伝学研究所 物理細胞生物学研究室では、受精直後の胚が持つ特異な核の振る舞いと遺伝子発現制御のしくみを研究する特任研究員を探しています。私たちは最近、マウス初期胚で、母性から胚性へのプログラム転換期に核の構造と物性がオートファジー因子によって大きく再編される現象を発見しました。この現象を手がかりに、初期胚における核ラミナの特性や制御経路の解明、転写やゲノム動態の解析、核の人工操作技術の開発などに主体的に取り組んでいただける方を歓迎します。
研究室ウェブサイト
【募集人数】 | 1名 |
【応募条件】 | 生命科学の分野で博士号を取得(見込)の方 分子から細胞レベルの現象に興味を持ち、初期胚を使った生物学研究に主体的に取り組む意欲のある方 |
【勤務地】 | 国立遺伝学研究所キャンパス(静岡県三島市谷田1111)(変更の予定なし) |
【勤務形態】 | 裁量労働制(月〜金、8:30〜17:15(休憩1時間);週38時間45分) 休日:土日、祝祭日、夏季休暇、年末年始(12/29~1/3)、年次有給休暇あり(条件あり) |
【雇用形態】 | 年度契約(初年度:採用日〜2027年3月31日) 業務実績等により最長通算5年を上限に更新の可能性あり |
【採用時期】 | 2026年4月以降のできるだけ早い時期(応相談) |
【給与・待遇】 | 研究所の給与規定に準じて決定 健康保険、年金、雇用保険、労災保険に加入。条件に応じて通勤手当を支給 |
【応募書類】 | 1)履歴書(学歴、職務経歴、連絡先メールアドレスを必ず記載下さい) 2)業績リスト(論文、学会発表など) 3)これまでの研究の概要、志望動機(1,000〜3,000字程度) 4)推薦書 1通 ※1〜3を一つのPDFファイルにまとめてメールにて以下の応募先に送付下さい ※推薦書は推薦者から別送して下さい(メールもしくは郵送) ※全ての書類にフォーマットは問いません |
【応募・問合せ先】 | 物理細胞生物学研究室 島本勇太:yuta.shimamoto@nig.ac.jp
〒411-8540 静岡県三島市谷田1111 A211 国立遺伝学研究所 |
【応募締切】 | 適任者が決まり次第。 |
【備考】 | ・書類選考の通過者を対象に面接を行い、採用を決定いたします。 ・この応募について質問がありましたら、上の連絡先までお気軽にお問い合わせください。 ・応募書類は、情報・システム研究機構個人情報保護規定に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用いたします。これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することはありません。 ・頂いた応募書類は、採用者の分を除き本募集の終了とともに責任を持って破棄させて頂きます。 |