2018年度国立遺伝学研究所博士研究員募集要項

※募集を終了しました。

国立遺伝学研究所(以下「遺伝研」という。)では、研究所の一層の発展と優れた研究能力を持つ研究者の育成を目的として、創造性・独創性に優れた有望な若手研究者を一定期間、本研究所における研究に従事させるため、以下のとおり国立遺伝学研究所博士研究員(以下「博士研究員」という。)を募集します。

   

1.応募資格

次の条件を満たす者とする。
(1)博士の学位を取得した者又は博士の学位取得が見込まれる者
(2)遺伝学の研究分野に係る研究課題を遂行できる能力を有する者
(3)申請時点において、過去に遺伝研に在籍したことがある者の応募は認めない。

2.雇用期間

(1)採用日から3年間(年度ごとに更新)とする。
(2)採用日は2018年4月1日とする。ただし、特に希望がある場合には、2017年11月1日から2018年10月1日の期間内で着任した日とする。
(3)情報・システム研究機構長(又は所長)の承認に基づく育児・介護・病気休暇(欠勤の場合に限る。)等による研究期間の中断については、当該期間分の任期の延長を認めるものとする。なお、この他に特別な事情がある場合には、協議のうえ決定するものとする。

3.身分等

特任研究員(裁量労働制適用)として採用する。なお、科学研究費助成事業(科研費)の応募資格を有する者として認めるものとする。

4.給与、待遇等

年俸額約410万円(税込)
通勤手当(条件付)
文部科学省共済、労災保険、雇用保険適用

5.その他要件

(1)博士研究員は受け入れ研究室の研究の進展だけではなく、遺伝研全体の研究の活性化に貢献すること(例:内部交流セミナー等における積極的な議論への参加)。このため、長期で研究所外に滞在することを要する研究計画は原則として認めない。
(2)博士研究員期間の終了時には、遺伝研の内部交流セミナーにて成果発表を行うこと
(3)論文発表をする際には、論文の謝辞に本制度の研究助成を受けた旨を記載すること

6.採用予定人数

4名程度

7.募集研究室


募集研究室

研究室名
受入教員
 中心体生物学研究部門  北川 大樹
 分子細胞工学研究部門  鐘巻 将人
 微生物遺伝研究部門  荒木 弘之(※注1)
 共生細胞進化研究部門  宮城島 進也
 形質遺伝研究部門  岩里 琢治
 初期発生研究部門  川上 浩一
 集団遺伝研究部門  斎藤 成也
 進化遺伝研究部門  明石  裕
 生態遺伝学研究部門  北野  潤
 人類遺伝研究部門  井ノ上 逸朗
 育種遺伝研究部門  角谷 徹仁
 脳機能研究部門  平田 たつみ
 細胞空間制御研究室  小田 祥久
 定量メカノバイオロジー研究室  島本 勇太
 染色体生化学研究室  村山 泰斗(※注2)
 システム神経科学研究室  久保 郁(※注3)
 発生工学研究室  相賀 裕美子
 マウス開発研究室  小出  剛
 小型魚類開発研究室  酒井 則良
 植物遺伝研究室  佐藤 豊
 原核生物遺伝研究室  仁木 宏典
 無脊椎動物遺伝研究室  齋藤 都暁
 生体高分子研究室  前島 一博
 細胞建築研究室  木村  暁
 多細胞構築研究室  澤   斉
 遺伝子回路研究室  鈴木 えみ子(※注1)
 生命ネットワーク研究室  有田 正規
 ゲノム進化研究室  黒川 顕
 実験圃場  野々村 賢一

(※注1)2019年度で定年退職。この研究室を受け入れ先として応募する場合は、 博士研究員の任期は2020年3月まで(2年間)とする。

(※注2)2017年7月1日着任予定。研究テーマは「SMC 複合体による染色体構造制御機構の解明」。
詳細については直接、受入教員に連絡してください(ystmurayama@nig.ac.jp )。

(※注3)2017年12月1日着任予定。博士研究員は2018年2月1日以降着任可能。研究テーマは「視覚依存的な行動を制御する神経メカニズムの解明」。詳細については直接、受入教員に連絡してください(fumikubo@neuro.mpg.de)。

8.応募方法

応募する研究室のPIと事前に採用後の研究計画について相談のうえ、以下の応募書類をPDF形式にてメール提出すること。
※各PIの連絡先、募集研究室の研究内容等については、本研究所のホームページを参照。
http://www.nig.ac.jp/nig/ja/research/organization-top/laboratories


 募集締切り:2017年7月10日(月)12:00(正午)【日本時間】必着  

 提 出 先: 国立遺伝学研究所 管理部総務企画課 研究推進チーム
       kenkyo-mail@nig.ac.jp
 メール件名: 【応募者名】2018遺伝研博士研究員応募書類
 ファイル名: 【応募者名・作成者名※】2018遺伝研博士研究員応募書類
※「作成者名」は意見書のみ

※締切りまでに下記(1)から(3)の全ての応募書類が提出されない場合には、いかなる理由があっても受付けしません。
※必要な全ての応募書類を受付後、受付番号を通知します。これをもって受付完了とします。
※応募書類は原則として返却しませんのでご承知置きください。不採用者の応募書類は、審査結果通知後に責任を持って破棄します。


【応募書類】

(1)応募者作成書類
 様式の説明に従い以下の書類を作成し、ひとつのPDFファイルに結合のうえ提出してください。なお、作成の際には次の点にご留意願います。
・作成言語は日本語又は英語とする。
・各様式は改変せず、A4サイズで規定ページ内に収めること。
・様式2及び様式4については、図表等の使用とカラー作成も可とする。
応 募 様 式 Word Excel

・様式1 履歴書、志望研究室名、着任希望日等
・様式2 これまでの研究内容(1ページ以内)
・様式3 業績リスト
・様式4 研究計画
   様式4-1 研究目的(1ページ以内)
   様式4-2 研究内容(2ページ以内)
   様式4-3 研究の特色・独創的な点(1ページ以内)
   様式4-4 年次計画(1ページ以内)

(2)指導者からの意見書【作成者本人から提出】※任意様式
応募者の研究内容及びその人物についてよく知る者(大学の指導教員等)に意見書の作成を依頼してください。必要に応じて直接ご意見を伺う場合があります。

(3)志望研究室PIからの意見書【作成者本人から提出】※任意様式
志望研究室のPIと必ず事前に研究計画について打ち合わせを行い、PIに応募者の研究計画と志望研究室の相性度等に関する意見書の作成を依頼してください。

9.審査

(1)一次審査(書面審査)
 応募書類に基づき合否を判定します。
 審査結果は7月末までに本人宛に電子メールにて通知します。7月末までに連絡がない場合には、「10.問い合わせ先」まで連絡願います。

(2)二次審査(面接審査)
 一次審査合格者を対象とし、以下の日程で面接審査を行います。これまでの研究内容及び遺伝研における研究計画を12分間で説明いただき、引き続き質疑を18分間行います。
面接審査日:2017年9月6日(水)
実施場所:国立遺伝学研究所(静岡県三島市)
 開始時間、資料準備等の詳細は一次審査結果通知時にお知らせします。なお、交通費は自己負担となります。
 二次審査の結果(最終結果)は、9月末までにメールにて通知します。補欠合格者についても同様に通知します。


10.問い合わせ先

大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所
 管理部総務企画課 研究推進チーム
〒411-8540 静岡県三島市谷田1111
  電話:055-981-6711
  E-mail:kenkyo-mail@nig.ac.jp