宮城島進也教授が日本学術振興会賞を受賞

共生細胞進化研究部門の宮城島進也教授が、第13回日本学術振興会賞を受賞することが12/27に発表されました。日本学術振興会賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を見い出し、早い段階から顕彰することで、その研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界の トップレベルにおいて発展させることを目的として設立された賞で、本年度は人文学、社会科学及び自然科学の全分野の380名の推薦の中から25名が選ばれました。

受賞の対象となったのは「宿主細胞とオルガネラの協調増殖機構を司るタンパク質群の同定」で、宮城島教授は、葉緑体の分裂装置を構成するタンパク質群がシアノバクテリアの分裂装置の一部と宿主真核細胞の細胞質分裂の一部の両方に由来し、協調的に機能することを発見しました。また、光合成真核生物として最小のゲノムを持つ原始紅藻のシゾンに遺伝子破壊、導入遺伝子の発現誘導・抑制系などの分子生物学的手法を導入した独自の実験系を用い、葉緑体分裂装置の構造、分裂時の挙動などを明らかにしました。
これらオルガネラと真核細胞の協調的分裂制御に関する様々な先駆的業績は、細胞内共生の分野に重要な寄与をしたものであることが高く評価されました。

平成29年2月8日(水)に日本学士院において授賞式が行われる予定です。


日本学術振興会HP: 日本学術振興会賞

共生細胞進化研究部門 宮城島研究室

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