2005/04/20

深川竜郎助教授 文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞

文部科学省
深川研究室 (分子遺伝研究部門)
 文部科学大臣表彰若手科学者賞は、次代を担う若手研究者の自立を促し、我が国発の独創性の高い科学技術の発信に貢献するため、萌芽的な研究あるい は、独創的視点に立った研究等、高い研究開発能力を示した若手研究者個人を表彰することを目的としたものである。深川助教授は、平成13年度より科学技術 振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業からの援助をうけ「染色体分配の制御機構の解明」の研究課題のもと、国立遺伝学研究所において研究を推進して いる。この間、新規セントロメアタンパク質の発見など染色体分配機構の解明に向けて世界的に評価される仕事を遂行している。それらの一連の仕事が若手研究 者として、卓越したものと評価されこの度の受賞にいたった。 《受賞にあたってのコメント》 好きな仕事を好奇心のもとに遂行してきた結果、文部科学大臣から表彰され大変うれしく思います。この賞を励 みにして、一層研究に邁進して世界の科学の発展に貢献できるような仕事を行いたいと思います。また、単純に好奇心を満たすだけでなく、自分の仕事の成果を 何らかの意味で社会に還元できるよう努力したいと思います。 《深川助教授の現在に至る経歴》 1995年総合研究大学院大学生命科学研究科遺伝学専攻博士課程修了後、Oxford大学、国立遺伝学研究所、総合研究大学院大学先導科学研究科をへて、2003年より国立遺伝学研究所分子遺伝研究部門助教授 (現職)。

リストに戻る
  • X
  • facebook
  • youtube