遺伝学プログレスについて

遺伝学プログレスとは

遺伝学プログレスは、みなさんが主任指導教員以外の教員から助言やサポートを受けて、研究者として成長するためのプログラムです。あなたの研究について、異なる分野の専門家であるプログレス委員から意見をもらったり、論文や発表についての助言ももらえます。さらに、いろんな悩みや将来の相談にのったり、研究が行き詰まった時に客観的な指針を与えたり、研究室内外の問題の仲裁にあたるのもプログレス委員の役割です。

遺伝学プログレスの概要

学年によって行う内容や課題が異なります。毎回順をおって課題をこなすことで、段階的に独立した研究者に近づいていけるように設計されています。基本的には、毎年1回、ねらいが異なる主要なイベントが開催され、それに加えてポスター発表を行う事で、半期ごとに何らかの研究報告をすることになっています(D5については例外的にポスター発表は無し)。

年次ごとの課題については表をクリックしてください。シラバスが現れます。

学年 D1 D2 D3 D4 D5
プログレス IA IB IIA IIB IIIA IIIB IVA IVB VA VB
実施
時期
4月入学 6-7月 2月最終
木曜日
8月最終
木曜日
12-1月 6-7月 2月最終
木曜日
5-6月 2月最終
木曜日
6-7月 11月
10月入学 12-1月 8月最終
木曜日
2月最終
木曜日
6-7月 12-1月 8月最終
木曜日
11-12月 8月最終
木曜日
12-1月 5月
内容 個人面談 ポスター ポスター D2レポート
公開発表
個人面談 ポスター D4レポート
非公開発表
ポスター 内部交流
セミナー
博士論文原稿予備審査
委員数 1名 4名 1名 4名 4名

プログレス委員の選び方

プログレス委員の選ぶのは学生自身です。いろんな場面や役割を想定しながら選びましょう。まだ教員をよく知らない新入生は、主任指導教員や先輩たちに相談するとよいでしょう。学年によって委員の人数は変わりますし(表参照)、みなさんの研究の方向性に合わせて、途中で委員を変更することも可能です。

プログレス世話人(1名)は、遺伝学コースの教授または准教授から選んで下さい。新分野創造センター教員はテニュアトラック期間につき、プログレス委員にはなれますが世話人にはなれないので注意して下さい。プログレスの世話人と副指導教員は、同じ教員が兼務することが多いですが、別々の教員が担当することも可能です。副指導教員の役割は、主任指導教員に何かあってその役を果たせなくなった時に、代わりにその学生の主任指導教員になることです。プログレス委員の役割とは少し意味合いが違いますので、注意して下さい。

世話人以外なら助教もプログレス委員になれます。その場合はあらかじめ許可を取ってください。目指す方向の研究をしている教員からは、きっと具体的で役に立つ助言が得られるはずです。助教以外の教員を選ぶ時にはあらかじめ許可を得る必要はありません。

遺伝学プログレスの延期・辞退について

なんらかの理由でプログレスの延期あるいは辞退を希望する場合は、大学院係とプログレス世話人に連絡して下さい。プログレス委員会が例外的に認めた場合は、個別面談や状況レポート提出等、本来の課題とは別の形式でプログレスの単位を認めることがあります。


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