遺伝学プログレスIIB

更新日=2023年 4月 3日

科目名称:

遺伝学プログレスIIB

単位:

2 単位

科目の概要:

レポート作成、公開研究発表、非公開プログレス委員会

入学後の研究成果をまとめたD2プログレスレポート(特定課題研究論文)を作成して、その他必要な書類と共に提出する。公開口頭研究発表を行い、プログレス委員を含む聴衆から質問を受けて応答する。その後行われるプログレス委員4名との非公開の委員会では、D2プログレスレポートの内容や研究発表に関してさらに踏み込んだ議論を行う。これらの成果と成績をもとに、修士学位取得資格ならびに3年次への進級資格について審査する。

授業内容:

履修者には別途メールで詳細を連絡する。

1.提出書類
a) D2プログレスレポート: これまでの研究成果を10ページ程度にまとめる。英語または日本語で作成。詳細は以下のURLを参照。
https://www.nig.ac.jp/jimu/soken/calender/D2.html
b) Activity Report: 以下のURLにアクセスし、これまでの研究活動ならびに投稿論文、学会への参加等の情報を入力する。
https://forms.gle/EnmZMdEuyT9bzjYt5
c) 研究計画書: 以下のURLから書式をダウンロードして、今後の研究活動や計画について記入する。
https://www.nig.ac.jp/nig/pdf/phd_program/ResearchPlan_D2PR.doc
d) 修士学位取得資格者認定申請書
e) 修士論文特定課題研究要旨
f) 公開研究発表用の要旨

2. 公開研究発表
提出したD2プログレスレポートの内容に関して、英語または日本語で30分程度の口頭発表を行う。聴衆から質問や助言を受け、それらに適切に応答する。

3. 非公開プログレス委員会
公開発表に引き続き、プログレス委員4名と非公開の議論を行う。公開研究発表内容だけでなく、D2プログレスレポートやその他の提出書類についても質疑応答や意見交換を行う。

学習成果・習得する技能や知識:

1. 遺伝学に関して幅広く深い学識と、将来自立した研究者として育ってゆける能力を身につける。
2. 遺伝学に関係する研究を自分自身で行い、新しい研究成果を報告する。

成績評価方法・基準:

プログレス委員会は、提出書類、公開研究発表、非公開プログレス委員会の結果を総合して、学生の研究成果と研究能力の審査を行う。英語の能力は提出書類と発表から判定する。

評価は、遺伝学コースの修士学位取得資格認定ならびに5年一貫制博士課程3年次進級基準に従う。
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/phd-program/courses-top/degree-criteria
いずれの判定基準も、「遺伝学に関して幅広く深い学識」を有し、「遺伝学に関係する新しい研究成果」を含むことが要求される。3年次への進級資格を得るためには、より高い研究者としての能力が必要である。

上記の審査結果に基づき「A,B,C,D」の判定を行う。3年次進級資格審査に不合格だったものは、修士学位取得資格認定結果如何にかかわらず、「D」判定とする。3年次への進級を希望する学生は、再度遺伝学プログレスIIBを履修すること。

日程:

1. 提出書類は、4月入学者は11月末までに、10月入学者は5月末までに提出する。
2. 公開発表ならびに非公開プログレス委員会は、原則として4月入学者は12〜1月、10月入学者は6〜7月の間に行うが、具体的な日時はプログレス委員と学生との協議で決定する。

関連科目・履修条件:

原則としてD2生は全員履修する。遺伝学プログレスIAとIBを修得しておくこと。本科目修了時点までに、修士学位取得資格認定に必要な30単位を修得しておく必要がある。

中途退学して修士号取得を希望する学生は,その旨を大学院係に連絡する。

担当教員:

各学生のプログレス委員世話人


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