「クマノザクラ」は紀伊半島南部の奈良・三重・和歌山に分布する野生種です。2018年に勝木俊雄博士(森林総合研究所)により新種として発表されました。和歌山県古座川町のタイプ木から挿木増殖した苗木を遺伝研創立70周年の記念として森林総合研究所より寄贈を受け、2月25日に植樹祭が執り行われました。
2018年に新種と判断された紀伊半島南部原産の「クマノザクラ」。
その植樹祭が2月25日に執り行われました。
野生種の新種としては大正以来、約100年ぶりの発見でした。
花弁のピンクが鮮やかと言われる「クマノザクラ」。
数年先とのことですが、花芽に出会える日を楽しみに待ちたいと思います。