国際交流
国際交流・国際連携の強化のための活動


国立遺伝学研究所では国際交流や国際連携をさらに強化させるために様々な活動を行っています。
「遺伝研共同研究」の制度では、2015年に国際共同研究のための新たな枠を作り、積極的に国外からの研究者を受け入れています。生物遺伝資源事業においても、開発・収集したバイオリソースは国内のみならず、国外の研究機関に向けても提供しています。
近年では機構の国際ネットワーク形成・MOU推進プロジェクトを活用して、将来有望な国際共同研究にむけた国際交流の支援を行ってきました。その成果として、過去5年間に11件の国際交流協定が締結されました。
また、日本の研究者コミュニティのグローバル化を支援するために、科学英語教育プログラム「遺伝研メソッド」を開発し、その普及をめざした活動を行っています。このような活動や取り組みを通じ、国際研究コミュニティ全体の研究力強化に貢献しています。



国際シンポジウム
国立遺伝学研究所は、国内外の最先端の研究を推進している研究者と交流し、研究の発展に資することを目的に、毎年さまざまな分野の国際シンポジウムを主催しています。
2024年度は、国立遺伝学研究所国際シンポジウム“染色体の多様な機能を制御するSMC複合体”を開催しました。国内外の研究者が最新の研究成果について講演し、活発な質疑応答が行われました。

英語での研究・生活のサポート
遺伝研の国際的な研究環境を整備・発展させるために、国際化推進委員会が様々な活動を行っています。国外出身の研究員・留学生が言葉の壁を感じることなく研究に専念できるよう、国際化推進ヘルプデスクが来日前のビザ申請から、来日後の事務手続き、住居探しや三島エリアの生活情報の提供に至るまで、幅広いサポートを提供しています。

国外出身の研究員・留学生
遺伝研には長期、短期様々な形で国外出身の教員・研究員や留学生(総合研究大学院大学・遺伝学コース学生)が滞在し、研究活動を行っています。その総数は、2025年2月現在で39名(内留学生が23名)。
出身地についてみると、多い順にカザフスタン・中国(各8名)、インド(4名)で、続いて米国(3名)、台湾・韓国(各2名)。さらに英国、ロシア、イタリア、ベトナム、フランス、ガーナ、メキシコ、バングラデシュ、シリア、インドネシア、エジプト、デンマークから1名ずつという顔ぶれです。
定期的に開催される交流会では、新メンバーのポートレートが“出身地マップ”に加えられますが、多彩な地域から多くの研究員・留学生等を迎え、地図も一層賑やかになっています。
