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遺伝学専攻についてDept. Genetics

総合研究大学院大学(総研大)生命科学研究科 遺伝学専攻


総研大は、全国18か所の国立研究所等を基盤とする、大学院だけの大学です。 遺伝研は、総研大 生命科学研究科 遺伝学専攻として、大学院生の教育をおこなっています。 学部卒業相当を対象とする「博士課程 (5年一貫制)」と修士修了相当を対象とする3年制の「博士課程 (3年次編入学)」があります。

遺伝学専攻の特色

  • ① 複数教員による教育
    • 遺伝学専攻における教育の最大の特徴は、「全教員による指導」という理念です。全教員が入学試験に参加して合議で適性判定をおこない、入学後も指導教員以外の教員(最大4名)によるプログレス委員会が学生と毎年面談して、研究の進め方について助言、学位論文の作成のサポートや将来の相談などをおこなって、研究者としての成長を支援します。年1回のポスター発表会では、所内の様々な立場の研究者と議論できます。
  • ② トップレベルの研究環境
    • 遺伝研は「大学共同利用機関」として学術コミュニティー全体の研究を促進し、新しい分野を開拓しています。この研究環境を最大限に生かして研究できることも魅力のひとつです。最先端の研究機器、施設やリソースの使用だけでなく、遺伝研を訪問する多くの研究者との交流を通じ、最先端の研究技法と分野を俯瞰する学際的能力を培うことができます。
  • ③ 盛んな研究交流と最新の動向把握
    • 所内では国内外の著名な研究者によるセミナーや様々な分野の研究会が頻繁に開催されています。学生はこれらのセミナーや研究会に参加し、演者らと直接交流することができます。総研大の生命系4専攻の学生が集う生命科学リトリート(合宿形式の研究会)も毎年開催されます。
  • ④ 充実した科学英語教育
    • 国際的研究者として活躍する能力を向上させるために、科学英語教育に注力しています。とくに「遺伝研メソッド」を使った、英語を⺟国語とする専任講師による授業が特徴です。「遺伝研メソッド」は、遺伝研の研究者が開発した、講義と英語プレゼンテーションの実践で英語力と科学的思考力を同時に鍛えるプログラムです。大学院教育における「英語公用語」方針や高い留学生比率といった国際的環境の中で「英語で議論する力」を身につけることができます。
  • ⑤ 豊富な支援制度
    • RA(リサーチアシスタント)制度による経済支援、学生が入居できる宿舎の整備などの生活支援をおこなっています。さらに学会参加費や海外渡航費の支援や、論文やプレゼンテーションに対して助言をおこなう「道場」など、様々な研究活動支援制度があります。
  • ⑥ 学位取得後の多様な進路
    • 学位取得後、多くの修了生が国内外の研究機関にて博士研究員やアカデミックポジションに就き、また民間企業への就職なども含めて、関連分野で活躍しています。

大学院の紹介

遺伝研は、総合研究大学院大学(総研大)の遺伝学専攻として、大学院生の教育をおこなっています。遺伝学専攻は研究者を目指す学生にとって最高の研究環境を提供し、トップクラスの研究者を養成しています。下記動画にて、遺伝学専攻の特徴を紹介します。

所要時間約4分