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遺伝研の桜、ふじミューの企画展を彩る

静岡市駿河区のふじのくに地球環境史ミュージアムで、国立遺伝学研究所(遺伝研)が協力した企画展「サクラ×さくら」が開催されています。会場にはアクリル樹脂に封じ込められた美しい桜が並び、ひと足早く満開の春を楽しむことができます。

展示に先立ち昨年、主に静岡県内で見ることのできる多数の桜を透明なアクリル樹脂に封入。会場には満開の花をそのまま閉じ込めた標本100種類が並びます。

展示を企画した同ミュージアムの渋川浩一教授は昨春、数回にわたり遺伝研を訪問。遺伝研の矢野弘之・技術課員の協力のもと桜を採取しました。花びらに傷がつかないよう三分咲きで枝を切り、満開のタイミングを見計らって樹脂に封入。繊細な工程を経て、美しい標本が完成しました。展示されている100種類のうち、約9割が遺伝研で採取された桜です。

渋川教授は「100種類の桜を美しいアクリル標本で一度に見られるのは、日本でもここだけ。ぜひ来場して、桜の多様性を感じていただきたい」と話しています。5月24日まで。