先端ゲノミクス推進部門
先端ゲノミクス推進部門
国立遺伝学研究所は、学術コミュニティからの大規模ゲノム解析の要望に応え、国内唯一のアカデミアDNAシーケンシングセンターを運用してきました。この間、メダカゲノム、ホヤゲノム、原始紅藻ゲノムの構造決定や、各種生物を対象とした cDNA解析など多くの成果を挙げています。
2011年10月に設立された先端ゲノミクス推進部門は、学術界および産業界からの高度なゲノム解読の要請に対し、最新のゲノム解析技術を基盤とした先端的ゲノム科学研究の共同利用・共同研究拠点として活動を進め、ゲノム科学の普及に努めています。
また、情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設のゲノムデータ解析支援センターと密接に連携し、ゲノム解読から情報解析までをシームレスに接続した包括的な研究と共同利用事業を推進しています。
先端ゲノミクス推進部門の活動
- 大規模DNAシーケンシング、1分子DNAシーケンシング、1細胞シーケンシング
- ゲノム情報解析パイプラインの開発と提供
- 所内外との連携による共同利用・共同研究の推進
- 受託研究の受け入れ
- 新興再興感染症の対応
- 情報共有と情報セキュリティ体制の確立
- 生命研究各分野への先端ゲノミクスの応用と支援
先端ゲノミクス推進部門は、常に最先端の技術と情報をコミュニティに提供できるよう施設の整備を進めています。

共同研究・共同利用・受託研究の流れ

大学や他の研究機関、企業と連携して、多様な生物種のゲノム・メタゲノム
や遺伝子の配列解析を行っています。
先端ゲノミクス推進センターでは、以下の生物種のゲノムやヒト・環境のメタゲノム解析を共同研究・共同利用・受託研究を通して実施しています。
- 動物:ヒト、チンパンジー、ニホンザル、アマミトゲネズミ、ラット、マウス、スンクス、イヌ、クジラ、イルカ、ワラビー、ニワトリ、コウモリ、アフリカツメガエル、シーラカンス、ポリプテルス、シグリッド、フグ、メダカ、キンギョ、アオイガイ、ナメクジウオ、ホヤ、線虫、ショウジョウバエ、テントウムシ、アゲハ、カイコ、クワコ、プラナリア、クマムシなど
- 植物:イネ、シロイヌナズナ、アサガオ、ナンヨウアブラギリ、トマト、ヒメツリガネゴケ、ワサビ、トウガラシ、イヌビワ、ハナビシソウ、甘草、サンゴ共生褐虫藻、緑藻類、接合藻類、紅藻類、微細藻類など
- 微生物等:ヒト常在菌、病原菌、光合成菌、極限環境細菌類、共生細菌類、難培養細菌、新型コロナウイルス
- メタゲノム:ヒト(腸内、皮膚、口腔)、マウス、昆虫、海洋、河川、湖沼、土壌、温泉、活性汚泥、工業廃水、農地/液肥
先端ゲノミクス推進部門

黒川 顕
部門長(兼)

森 宙史
データ解析部門長

豊田 敦
シーケンシング部門長(兼)
シーケンシング部門
後藤 恭宏 准教授
データ解析部門
小原 雄治 特任教授(兼)
藤山 秋佐夫 特命教授
野口 英樹 特任教授(兼)
馬場 知哉 特任准教授(兼)
小杉 俊一 特任准教授(兼)
藤 英博 特命准教授
東 光一 助教(兼)