遺伝学コースの特色
- ① 複数教員による指導体制
- 学生は、指導教員以外の教員からプログレス委員(最大4名)を選び、異なった視点から、研究の進め方についての助言や学位論文の作成サポートを受けることができます。年1回のポスター発表会では、所内の様々な立場の研究者と議論できます。
- ② トップレベルの研究環境
- 遺伝研は「大学共同利用機関」として学術コミュニティー全体の研究を促進し、新しい分野を開拓しています。この研究環境を最大限に生かして研究できることも魅力のひとつです。最先端の研究機器、施設やリソースの使用だけでなく、遺伝研を訪問する多くの研究者との交流を通じ、最先端の研究技法と分野を俯瞰する学際的能力を培うことができます。
- ③ 盛んな研究交流
- 所内では国内外の著名な研究者によるセミナーや様々な分野の研究会が頻繁に開催されています。学生はこれらのセミナーや研究会に参加し、演者らと直接交流することができます。総研大の生命系4コースの学生が集う生命科学リトリート(合宿形式の研究会)も毎年開催されます。
- ④ 充実した科学英語教育
- 国際的研究者として活躍する能力を向上させるために、科学英語教育に注力しています。とくに「遺伝研メソッド」を使った、英語を⺟語とする専任講師による授業が特徴です。「遺伝研メソッド」は、遺伝研の研究者が開発した、講義と英語プレゼンテーションの実践で英語力と科学的思考力を同時に鍛えるプログラムです。大学院教育における「英語公用語」方針や高い留学生比率といった国際的環境の中で「英語で議論する力」を身につけることができます。
- ⑤ 豊富な生活・研究支援制度
- RA(リサーチアシスタント)制度による経済支援、学生が入居できる宿舎の整備などの生活支援をおこなっています。さらに海外学会参加の旅費支援や、論文やプレゼンテーションに対して助言をおこなう「道場」など、様々な研究活動支援制度があります。
- ⑥ 学位取得後の多様な進路
- 学位取得後、多くの修了生が国内外の研究機関にて博士研究員等の学術研究職・教育職に就き、また民間企業への就職なども含めて、関連分野で活躍しています。
大学院の紹介
遺伝研は、国立大学法人 総合研究大学院大学(総研大)先端学術院 遺伝学コースとして、大学院生の教育をおこなっています。遺伝学コースは研究者を目指す学生にとって最高の研究環境を提供し、トップクラスの研究者を養成しています。下記動画にて、遺伝学コースの特徴を紹介します。
所要時間約3分