国立遺伝学研究所 一般公開2019 2018年4月6日(土) AM9:00-PM4:00

国立遺伝学研究所では、毎年桜の季節にあわせ、構内を一般の皆様に開放し、日頃の研究成果を公開しております。
また、構内に咲く様々な種類の桜も楽しんでいただいております。

イベント

講演会

生き物の情報をどう伝えるか

准教授 川本祥子

11:00〜12:00

准教授 川本 祥子

みなさんは誰かにご自身やご家族の事を紹介する時、どんなふうに説明するでしょうか。 顔や髪型、好きな食べ物、学校や会社の事など。分かりやすく説明しようとすると案外難しいもので、 世界中で研究されている生物のそのほとんどは会ったことも見たこともない生き物です。 今回は情報という観点から見た生物について、遺伝研がバイオリソースプロジェクトで取り組む、 600万の生物個体と遺伝子の情報とその役割について紹介します。

遺伝情報をコピーするしくみ

教授 荒木弘之

13:30〜14:30

教授 荒木 弘之

遺伝情報を担う染色体DNAは、細胞の分裂に伴って正確に倍化していきます。 これは、1回の細胞分裂に一度だけDNAがコピー(複製)されるしくみがあるからです。 また、DNAが複製されている最中にも、鋳型になるDNAがダメージを受けていたりすると複製を止めてダメージを除いたり、 場合によってはダメージを乗り越えて複製を続けます。 このような我々が備える優れた複製制御のしくみをお話ししたいと思います。

遺伝学を体験しよう



生命を形づくる分子・細胞

細胞、タンパク質、DNAの不思議に迫る

体験型展示:ヌクレオソーム模型の作成



遺伝学の研究で活躍する生き物

モデル生物と呼ばれる線虫、ショウジョウバエ、ゼブラフィッシュの紹介

体験型展示:線虫・ショウジョウバエ・ゼブラフィッシュの顕微鏡観察とVR体験



動物の行動と脳

動物の行動についての研究と行動を生み出す脳を展示する

体験型展示:卵と精子と受精卵の観察(顕微鏡下で観察する)



遺伝研の野生イネ

お米の祖先と世界の近縁種を紹介

体験型展示:野生イネと栽培イネのもみの形の違いを実体顕微鏡で観察する



ゲノム情報が語る生命の進化

遺伝情報と生物進化の研究を紹介

スタンプラリー

研究展示会場をまわってスタンプを集めよう!台紙は総合案内で配布します。

スタンプラリー

  • 動きやすい靴や服装でお越しください。
  • 急病人・落し物については、総合案内またはお近くの職員にお申し付けください。
  • 展示品等には、一部を除き手を触れないようにお願いします。
  • 車椅子等をご使用になる場合には、係員までお申し付けください。
  • 研究施設のため、所内へのペットを連れてのご入場はご遠慮ください。
  • 自転車は総合案内所付近へ置いてご見学ください。
  • 所内や近隣でお弁当などの飲食の販売はございません。
  • ゴミは各自でお持ち帰りくださいますようご協力をお願いします。
  • 当日は三島駅北口から国立遺伝学研究所直行のシャトルバス(無料)を運行します。
  • 所内に一般見学者用の駐車場はありませんので、三島駅周辺などの駐車場をご利用ください。
  • 勧誘・迷惑行為を固く禁じます。
  • 当日の様子は記録のために写真撮影致します。
    撮影した画像は、広報活動の一環としてウェブサイトや広報誌に掲載させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • イベントの内容・スケジュールは変更になる場合があります。

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