国立遺伝学研究所では、毎年桜の季節にあわせ、構内を一般の皆様に開放し、日頃の研究成果を公開しております。
また、構内に咲く様々な種類の桜も楽しんでいただいております。
11:00〜12:00
教授 城石 俊彦
国立遺伝学研究所は世界中から野生マウスや愛玩用マウスを集め、30年をかけてマウス系統を多数つくってきました。 それらの系統のゲノム解析を行い、米国で作られた基準系統と比較したところ、 パンダ様の白黒ぶちの日本産系統と良く似たゲノム配列が基準系統に混じっていました。 欧米には日本産のパンダ様マウスをメンデル法則検証のため実験に使ったという古い文献が残っています。 江戸時代末にヨーロッパに渡ったパンダマウスの祖先と、かの地のマウスから生まれた子孫が基準系統であり、 日本産パンダマウスが150年というはるかな旅路を経て故郷に帰ってきたことがわかりました。
遺伝研でパンダマウスから作られたJF1系統
※ 生体の展示は致しません
DNA、タンパク質、細胞レベルから生命を知る
体験型イベント:顕微鏡で培養細胞や酵母を観察しましょう。
線虫、ショウジョウバエ、ゼブラフィッシュ、マウス
体験型イベント:スマホが顕微鏡に早変わり。線虫を観察しましょう。
卵子と精子ができるまで〜マウスを使った研究成果を紹介〜
オリジナル缶マグネットを小学生以下のお子様、先着1000名様にプレゼントします。
世界に分布するイネの仲間を紹介
遺伝情報と生物進化の研究を紹介
研究展示会場をまわってスタンプを集めよう!台紙は総合案内で配布します。
FMみしま・かんなみ(ボイス・キュー)による公開生放送を当日所内にておこない、一般公開の見どころをご紹介します。