かんたん次世代シーケンサ・データ解析ツール

大量遺伝情報研究室・中村研究室


国立遺伝学研究所大量遺伝情報研究室の中村保一教授らのグループは次世代シーケンサによって生み出される膨大なデータを簡便に解析するツールを開発しました。

DNAの塩基配列は生命の設計図です。分子生物学はこの生命の設計図を解き明かすことにより発展してきました。塩基配列決定法はマクサム・ギルバート法とサンガー法にはじまり、様々な改良が加えられ、自動化、高速化されてきました。

現在では塩基配列決定のプロセスが高度に自動化、高速化された次世代シーケンサ(NGS)と呼ばれる塩基配列決定装置が主流になりつつあります。しかし、次世代シーケンサには長い配列が読めない(100bp程度まで)、比較的読み間違いが多い、という欠点があります。この欠点と次々と大量にデータが生み出されることが相まって、次世代シーケンサには高度な統計解析技術、データ処理技術を用いないとデータ解析が難しいという問題があります。

中村教授らは、基本的な知識と技術があれば次世代シーケンサが生み出す莫大なデータを解析し、つなぎ合わせて、ゲノム単位の塩基配列をデータとしてまとめられるツールを開発しました。

この解析ツールにより次世代シーケンサによる塩基配列解析の高効率化が図られ、分子生物学の発展におおいに貢献することが期待されます。


NGS 自動配列解析システム「DDBJ Read Annotation Pipeline」のデータアップロード画面(デモ)

次世代シーケンサ配列のクラウド型データ解析プラットフォーム

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