e-バイオサイエンス概論(次世代志向境界領域)

更新日=2016年11月11日

授業科目と単位 及び 開講期間:

e-バイオサイエンス概論(次世代志向境界領域)  講義、演習 0.5単位    2016年 後期開講

 

科目の概要:

新分野を開拓する基盤を与えるため、生物学の融合領域での基礎的概念を系統的に講述、演習する。以下の研究課題の短講義、短演習から構成され、重複しない2研究課題を履修することで1単位を与える。
2016年度開講科目:遺伝学(後期開講)、e-バイオサイエンス概論:コミュニケーションと情報処理(後期開講)

 

学習成果・習得する技能や知識:

eBioScience(デジタル生命科学)に必要な背景知識の獲得。

 

成績評価方法・基準:

出席とレポートで評価する。 A,B及びCを合格、Dを不合格として評価する。

 

授業内容:

金曜日13:30-15:10

eScience一般および生命系のeScience(e-BioScience)について背景と現状を解説する
(1)デジタル科学概論
 過去20年間で 教育や論文報告を含んだ実験科学プロセスの大半がインターネットを使ったデジタルデータの処理を介して行われるようになりました。
 研究社会に加わる者が知るべき実社会に分布した情報を駆使しての科学の仕組みについて技術的側面や制度的な側面から解説し一緒に考えます。
(2)デジタル生命科学
 実験計画や実験の解析、解釈や結果の公知共有、再利用そしては科学における重要なプロセスです。
 的確に多くの報告事実を知り、既存のデータを再利用するため またはされるために必要なリソースやその利用技術提供技術について解説します。
 

日程:

12月2日 デジタル科学概論(大久保)
12月9日 デジタル生命科学-1 概論 (大久保)
1月20日 デジタル生命科学-3 生命系の巨大データとその利用(池尾)
1月27日  デジタル生命科学-2 生命系のデータベース (有田)

 

実施場所:

遺伝研B202(図書館2階)

 

使用言語:

英語 English

 

教科書・必読書:

・”Harnessing the Power of Digital Data for Science and Society”
 Report of the Interagency Working Group on Digital Data to the Committee on Science of the National Science and Technology Council, USA January 2009
http://www.nitrd.gov/About/Harnessing_Power_Web.pdf

・The Fourth Paradigm
 Edited by Tony Hey, Stewart Tansley, and Kristin Tolle
https://research.microsoft.com/en-us/collaboration/fourthparadigm/

 

担当教員:

大久保公策


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