文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」 シリア・中心体系による生体情報フローの制御

ホーム > 公募要領

公募要領

シリア・中心体系による生体情報フローの制御

領域略称名 シリア・中心体系
領域番号 3403
設定期間 平成24年度~平成28年度
領域代表者 濱田 博司
所属機関 大阪大学生命機能研究科

中心体は分裂期の細胞で紡錘体の形成中心として機能する一方、静止期の細胞では、その核である中心小体が基底小体としてシリア(繊毛)を形成する。シリア-中心体系は様々な生化学シグナルあるいは力学的シグナルの発生・伝達・整流・応答に重要な役割を果たす。とりわけ、一次シリアは細胞のアンテナとして働くことで多様な生理作用に関与し、その破綻は多彩な疾患・症状に結びつく。

本領域では、細胞の内外を貫くシリア〜中心体系という密接に関連した構造を、生体情報の流れを制御するダイナミックな細胞内小器官として捉え、その構造と動態に立脚した新たな視点から、細胞内外の情報フローの制御を体系的に理解することを目指す。

このため、以下の研究項目について、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらに関連する2年間の研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。また、研究分担者を置くことはできない。

公募研究の採択目安件数は、単年度当たり(1年間)の応募額500万円を上限とする研究を10件程度、300万円を上限とする研究を10件程度予定している。

特に、A01ではシリア〜中心体の構造と構造変換の機構、A02ではシリア・中心体系による情報発信と情報感知の機構、A03ではシリア・中心体系による細胞分裂や運命の非対称化の制御に関する研究の提案を期待する。A01〜03をとおして、構造生物学や数理工学的解析を含む基礎生物学的な研究とともに、ヒト疾患と関連する研究も歓迎する。

なお、研究内容の詳細については、研究概要および計画研究を参照すること。

研究項目