NBRP ショウジョウバエ 2012-2016

National Bio-Resource Project “Drosophila”

English

 

Laboratory Photos

  1. 1.飼育担当者と仕事場。飼料作成室は別

  2. 2.正しい系統の維持。表現型のチェック。

  3. 3.キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)のオス成虫

  4. 4.卵へのマイクロインジェクション(DNAの注入)の準備作業

国立遺伝学研究所における事業内容と事業実績

ショウジョウバエ系統の維持と提供

Core Institute for National Bio-Resource Project “Grosophila”

Drosophila RNAi strains - Injection Factory

Drosophila Long Term Preservation Project

原稿準備中

原稿準備中

第3期 プロジェクトの達成目標

1)世界最大規模のリソースの維持・提供を継続しつつ、選択と集中を実行。

2)リソースのバックアップ体制整備による安定保存。

3)国際連携の下に有用系統収集の能力を確保。

4)野生種・近縁種研究の展開を見据えた系統および情報リソースの充実。

5)DBの高度化と統合を推進

6)研究コミュニティのニーズを反映した事業。

機関の特徴と役割ならびに機関間の連携協力体制

系統提供の実績と国際的役割(2008年度と2011年度の比較)

 

系統維持:飼育と系統管理

運営委員

井垣達吏(神戸大・准教授)

嘉糠洋陸(慈恵医大・教授)

上川内あづさ(名古屋大・教授)

木村正人(北海道大・教授)

倉永英里奈(理研・グループリーダー)

小嶋徹也(東京大・准教授)

後藤聡(立教大・教授)

佐藤純(金沢大・教授)

鈴木崇之(東京工業大・准教授)

多羽田哲也(東京大・教授)

丹羽隆介(筑波大・准教授)

松尾隆嗣(東京大・准教授)

山崎由紀子(遺伝研、情報センター)


実施担当委員

上田龍(代表:遺伝研)

伊藤雅信(京都工繊大)

和多田正義(愛媛大)

松田宗男(杏林大)

代表機関:国立遺伝学研究所

 ※RNAi変異体など体系的な変異体ライブラリの収集・維持・提供

 ※京都工芸繊維大学のバックアップ ※DBの統合整備、広報 

    ※凍結保存法の開発 (卵巣移植技術の開発研究)

分担機関:京都工芸繊維大学

 ※標準系統、変異体系統の収集・維持・提供

分担機関:愛媛大学

  アジア産野生種の収集・維持・提供  近縁野生種のバックアップ

分担機関:杏林大学

 ※近縁野生種および突然変異系統の収集・維持・提供  ※近縁種のバックアップ

分担機関:宮崎大学

 DNAリソースの凍結保存によるバックアップ

研究コミュニティの要望に沿って

機関構成  NBRP「ショウジョウバエ」の研究機関の構成が 2012年度から変更されました

 代表機関:国立遺伝学研究所系統生物研究センター無脊椎動物遺伝研究室 代表:上田 龍

  1. 分担機関:京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センター

  2. 分担機関:愛媛大学

  3. 分担機関:杏林大学生物学研究室

  4. 分担機関:宮崎大学フロンティア科学実験総合センター

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研究コミュニティとの連携協力体制

機関構成

達成目標

機関連携

事業成果

技術開発

系統管理・提供

1 分譲の流れ



web上での注文は毎週水曜日に閉め切られ、その後、発送準備を行い、翌週火曜日に発送されます。発送業務は、年3回(正月、ゴールデンウイーク、お盆)のお休みを頂いています。



発送準備



これから梱包される発送用のショウジョウバエ。発送先毎に、ラックやボックスに分別。


梱包 

送る本数により、色々な大きさの箱を使い分けています。大きな箱の場合、ショウジョウバエの入ったバイアルを組み合わせて輪ゴムでとめて6角形にして詰めることにより、箱の中で安定するようにしています。生じたすき間には緩衝剤を詰めて梱包を行ないます。

 



発送



箱には、送り状や注意書きを貼ります。夏期にインドやシンガポールなどの暑い国に送ったり、冬期にカナダなどの寒い国に送る場合、温度への注意書きを貼って、少しでも良い状態でハエが到着するように努めています。


ショウジョウバエたちはEMSで届けられます。国外の場合、中部国際空港を経由して送られ、韓国やシンガポールへは翌々日に到着します。イギリス、フランスなどのヨーロッパ、中国やアメリカで3〜4日で到着です。アメリカの場合、直接分譲希望者の所へ届けられるのではなく、アメリカ農務省動植物検疫所を経由するので、若干時間がかかっていると思われます。



 

系統の提供(提供先は事業成果を参照)

飼育室


 


 ショウジョウバエは、18℃の恒温室で飼育しています。1系統2本のバイアルで維持しており、それぞれ2週間毎にトランス(新しいバイアルに親バエを移す)を行なっています。温度変化により成長速度が変化するので、微妙な温度調整を行ない、トランス周期を管理しています。飼育には恒温室内の湿度も大切な点であり、冬は加湿器、梅雨から夏にかけては除湿器を利用して管理しています。

 分譲されているハエは誘導型RNAiのハエです。wのハエに、w+の遺伝子を持つRNAiベクターを導入して作成されているので、眼は野生型の赤眼のはずです。ところが、まれにRNAiベクターが失われてしまうことがあり、その場合、ハエの眼の色が白くなります。ハエの品質管理として眼の色のチェックを行い、白眼のハエが現れた系統は、公開を中止し、適切な処置を行なっています。

 
運営委員会Report/entori/2013/10/15_Minutes_of_Steering_commitee.html