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分子機構研究室・清野研究室

ユビキチン・システムによる細胞周期制御機構
  助 教         清野 浩明    hseino 
   蛋白質の機能はその合成、翻訳後修飾に加えて分解によって制御されています。ユビキチン・プロテアソーム・システムは細胞内の蛋白質分解制御において重要な役割を担っています。ここ10年の間にユビキチン・プロテアソーム・システムが多岐にわたる生命現象に密接に関わることが明らかになってきました。私はユビキチン・プロテアソーム・システムと細胞機能、特に細胞周期制御との関係を遺伝学的解析の方法の確立した分裂酵母を用いて解析しています。現在、ユビキチン転移酵素に焦点を当て、細胞分裂期の進行に重要な機能を持つユビキチン転移酵素を2つ同定し、その機能を解析しています。解析の結果、分裂期にユビキチン化される標的蛋白質である分裂期サイクリンが2段階反応でポリユビキチン化される可能性を示す新しい知見が明らかになってきました。

現在、以下のプロジェクトを行っています。
• 分裂酵母を用いたユビキチン・システムによる細胞周期制御機構の解析
• ユビキチン・ネットワークの網羅的解明の方法の確立

2つのユビキチン転移酵素変異株において類似した細胞分裂期の進行異常が見られる。
(矢印は典型的な分裂期の異常を起こした細胞を示す)

Seino, H., Kishi, T., Nishitani, H., Yamao, F. (2003) Two ubiquitin-conjugating enzymes, UbcP1/Ubc4 and UbcP4/Ubc11, have distinct functions for ubiquitination of mitotic cyclin. Mol. Cell. Biol. 23, 3497-3505.

助 教
清野 浩明
hseino