遺伝子回路研究室・鈴木研究室

ショウジョウバエ分子遺伝学を用いた細胞機能−構造連関の研究

教員




Research Summary

当研究室では組織内における細胞の機能発現と細胞構造との関係をモデル生物であるショウジョウバエを用いて研究しています。細胞内微細構造上でどのような分子ネットワークが互いにどのように協調して働いているのか、といった側面に注目し、分子遺伝学の手法と様々なイメージングの手法を駆使して解析を行っています。現在、「神経回路の形成と機能発現機構」および「組織の恒常性維持とその破綻による腫瘍形成機構」のテーマを中心に研究を進めています。

(A)特定のニューロンを遺伝学的に標識したショウジョウバエ脳。(B)分裂終了期の濾胞上皮で誘導された、細胞競合によるmahj-/- クローン(青い核)の細胞死(矢印)と野生型クロ−ン(水色の核)の補償的細胞肥大(矢頭)。(C)腫瘍形成のモデルとなる成虫原基上皮組織。

Publications

Tamori, Y., Suzuki, E., and Deng, W.M. (2016). Epithelial tumors originate in tumor hotspots, a tissue-intrinsic microenvironment. PLoS Biol 14, e1002537.

Tamori, Y., and Deng, W.M. (2014). Compensatory cellular hypertrophy: the other strategy for tissue homeostasis. Trends Cell Biol 24, 230-237.

Kurusu, M., Katsuki, T., Zinn, K., and Suzuki, E. (2012). Developmental changes in expression, subcellular distribution, and function of Drosophila N-cadherin, guided by a cellintrinsic program during neuronal differentiation. Dev Biol 366, 204-217.