| ゼブラフィッシュのリンパ管ネットワークの形成の際にリンパ管は動脈を手がかりにしていることがわかった |
| Development 誌 137, 2653-2657, 2010. |
| 川上研究室(初期発生研究部門) |
Arteries provide essential guidance cues for lymphatic endothelial cells in the zebrafish trunk.
Jeroen Bussmann, Frank L. Bos, Akihiro Urasaki, Koichi Kawakami, Henricus J. Duckers and Stefan Schulte-Merker,
Development, 137, 2653-2657. (2010) doi:10.1242/dev.048207
脊椎動物のリンパ管は、とても複雑なネットワークを形成しています。このネットワーク形成のためには、リンパ管の内皮細胞に何らかの位置情報を与えることが重要ですが、何が手がかりになっているのかはこれまでわかっていませんでした。私たちはリンパ管システムのネットワーク形成を理解するためにモデル脊椎動物ゼブラフィッシュを用いて研究を行いました。私たちはトランスジェニック技術を用いてゼブラフィッシュの動脈、静脈、リンパ管の内皮細胞をそれぞれ異なる蛍光蛋白質で遺伝学的にラベルし可視化することに成功しました。そのようなトランスジェニックフィッシュを詳細に解析することによって、動脈がリンパ管のネットワーク形成のガイド役になっていることを明らかにしました。 (オランダHubrecht研究所のSchulte-Merker研究室との共同研究の成果です)
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Developmet誌の表紙。生後5日のゼブラフィッシュ胚。動脈内皮細胞(青)、リンパ管内皮細胞(赤)。動脈とリンパ管が並走する様子を示している。
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